高校生の息子のグローブに刻んだ文字です。一生懸命(いっしょうけんめい)ではなくて、一所懸命(いっしょけんめい)。
一つの所に一所懸命になるという意味で文字の色も刺繍の糸の色も、自分で選んで入れてもらいました。
気持ちのこもった文字には力が宿ると思います。
この春の大会が始まりました。高校球児みんな頑張って欲しいです!
一所懸命の元々の意味は、中世の武士が賜った一カ所の領地を命懸けで守り、生活の頼みとすることで、「一所」は「一カ所(の領地)」を表すそう。
これが近世に入ってから、物事を命懸けでするという意味になったため、「一所」と「一生」が混同され、「一生懸命」という言葉が生まれたとのこと。
意味のない言葉はありませんね。M.A.