今回は画質のお話を少し、知っているようで中々ややこしく難しい話なんですが、画質というと簡単に「画質がいい」とか「写りがきれい」などと表現することが多いのですが、これには画素数と解像度という話が大きく関係してきます。
なんとなく数字が大きいときれいで、小さいと写りも悪いという認識だと思います。
その考えは正解なんですが、もっと細かく言うと、画面に映し出される映像は無数の小さな点で出来ていて、この点を「画素」といい画素数やピクセルでも表します。
100万画素なら、画面の中に100万個の点があるということになります。画素数は数が多いほど高密度となり俗に言うキレイな映像となります。
簡単に例えると、下の画像の左側は、16×16 256画素(ピクセル) 右側は、24×24で576画素(ピクセル)となります。違いがお分かりかと思います。
コロナ過でよく開催されるようになったWEB会議などで表情が伝わる程度でよいので あれば100万画素以上の物を、資料などの文字や、顔などをきれいに細かいところまで表示したい場合などは200万画素以上の物を選ぶときれいに写すことができます。
また、ビデオ解像度は、映像の精細さを表す数値でHD(ハイビジョン)で「1280×720」やフルHD「1920×1080」や「4K」「4096×2160」などと表記されます。
ビデオ解像度が高くなるほど映像はきめ細かくキレイになります。
ちなみに、Webカメラの解像度はHD(720p)やフルHD(1,080p )が主流です。
目安としては、ビデオ通話ではHD、WEB会議・動画配信で細かいものを映したい場合はフルHDのWebカメラが最適といえるでしょう。ですので4Kカメラで写しても、受け取り側のモニターが対応していないと「それなりの画像」となってしまいます。
もっともこれからの時代は4Kが当たり前となるのでしょうが、それなりでいいよという方向けの工夫は残しておいてほしいものです。kh