競泳で最も早く泳げる泳法は自由形(クロール)で一番遅いのは平泳ぎ、というのは常識ですよね。
では、それ以外の2種目であるバタフライと背泳ぎはどちらが速いか知ってますか?
「バタフライの方が早いに決まってるだろ」と思った方は次の記録を見てください。
【男子200m日本記録】
200m バタフライ 1分52秒53 2020年 瀬戸大也
200m 背泳ぎ 1分52秒51 2009年 入江陵介
200mでは、あの瀬戸大也選手のバタフライより、入江陵介選手の背泳ぎの方が速いんです。
50m、100mではバタフライの圧勝で、200mでも女子の日本記録や男女の世界記録を比べても
ほぼバタフライの方が速いのですが、その差は想像以上に少ないのが現実です。
なぜならバタフライはとても疲れる泳ぎ方なのでバタフライで200mも泳ぐのは本当に
しんどいんです。
でもバタフライは短い距離なら自由形並みに速い泳法で、25mを一番早く泳げる種目は
自由形ではなくバタフライである、と言われています。
ただし、オリンピックなどの世界大会では25mという距離は実施されてないので、真偽はわかりません。
皆さんも、泳いだだけで「すごい」と言われるバタフライにチャレンジしてみませんか。 Y