今回で最終です。
登山で必須アイテムと行動食を案内します。
必須アイテムとして、ストック、トレッキングポールとも言います。体の負担が軽減されます。
6、ストック(トレッキングポール)の活用
伸縮式で長さ調節できる登山用ストック(トレッキングポール)は、バランス保持や歩行のリズムづくりに大変有効なアイテムです。
グリップを握り垂直に地面を突いた状態で、ヒジが直角か、直角よりわずかに開きぎみになるよう調節します。
その上で、登りでは短めに、下りでは長めに、状況に応じて使いやすい長さに調節します。
両手に持ち、軽快よく積極的な歩行手段と、1本を杖代わりとして使い、要所でのバランス保持に役立てる使い方があります。
7、水分とエネルギー源の補給
山では、汗や呼吸によって沢山水分が失われていきます。休憩時には、失った水分を必ず補給しましょう。
聞くところによれば、運動生理学に基づいた理論値では「体重×歩行時間×5ml」という基準があるそうです。が、5~6時間までのコースなら1リットル前後を用意し、のどの渇きを潤す程度に、こまめに水分を補給します。
5~6時間までの登山コースであれば1リットル前後の水分を用意しましょう。こまめに水分を補給をすることが大切です。
また「行動食」と言って歩く距離が長いほど、昼食以外にもエネルギー源を歩きながら補給することも必要です。
「行動食」の食料の選び方は個人の好みもありますが、パン類やチョコレート、クッキー、ナッツ、ゼリーなどの「栄養価の高いもの」を選びましょう。
8、休憩時のポイント(まとめ)
歩く時間を決め、疲れる前に体を休ませるのも良いでしょう。水分やエネルギー源をこまめに補給し、次の行程への準備をします。
休息毎に地図を開き、現在地やこれから先の進路を確認しましょう。また現在地と到達時刻、この先の天候やコース状況なども確認しておきましよう。
登山届は必ず出しましよう。
低山でも十分楽しめますので計画を立てて秋を満喫してみてはいかがでしょう。
Let’s enjoy mountain climbing KM²