前に書かせていただいた通り、自分は学生時代にスイミングスクールでインストラクターの
アルバイトをしていました。
そこで経験したお話です。
どんなスポーツでもそうですが、初めからある程度出来る子もいれば、練習を続けても
上達の遅い子もいます。
水泳の場合それが顕著で、3~5歳でスイミングに入会してくる子が多いのですが、すぐに
水に潜れる子もいれば水が怖くて顔に水がかかっただけで大泣きする子もいます。
その違いは運動神経の良し悪しだけでは無いように思っていて、水を怖がる子の保護者に
ヒアリングしてみたことがあります。
その結果分かったのは、水を怖がる子はお風呂で顔が濡れないように上を向いて
シャンプーしている子がほとんどで、中には朝の洗顔も洗わずに濡れタオルで拭いている
という子もいました。
赤ちゃんのころから顔に水がかかると泣いてしまうため、顔を濡らさないようにしていた、
という保護者が大半でした。
その後、自分にも子どもが生まれたのでお風呂でいろいろやってみました。
まず、お座りが出来るようになった生後半年くらのときに洗面器で頭からお湯をかけてみました。
最初は1回だけかけるのですが、それでもびっくりして大泣きされます。
それでも毎日続けていたら2週間くらいしたら泣かなくなったので、そこからお湯を
かける回数を少しづつ増やして行き、1歳になる前には洗面器でどんどん頭からお湯を
かけてもまったく平気になりました。
おかげで、ウチの子供たちは水を怖がらず、すぐに潜れるようになりましたが
水泳を続けることはありませんでした。 Y