今回は、ザ・男の料理、チャーハンです。
パワーとスピードがポイントで、妻からは「惚れ直した」と言われるくらいおいしい、
一番自信のある料理でした。
ところが、2年くらい前にガスコンロからIHクッキングヒーターに変えたことで自慢のチャーハンが
おいしく出来なくなってしまいました。
それでもIHに適したフライパンを探したりして何とか形にはなりましたが、作っていてもなんか
楽しくないんです。
そう、自分は鍋を振りたいんです。
IHヒーターは鍋を持ち上げた瞬間に熱が伝わらなくなるので自分の好きな「鍋振り」をすると温度が
下がってしまい、中華料理のコツである強火で炒めることが出来ません。
その上IHヒーターは鍋底しか熱くならないので鍋肌に醤油を回しかけてもジュッとならず香ばしい
匂いもしません。
初めの頃はおいしいと言っていた妻と子供たちも最近では飽きたらしく、「またか」みたいな
反応をされます。
なので、ますます作る機会が減ったチャーハンでした。
まあ気を取り直して今回もコツをひとつだけ。
・塩と醤油は控えめに、その代わり昆布茶で塩味をつける。
昆布茶にはうま味成分がたっぷりなので、以前ご紹介したオムライスや天津飯のかに玉などの
味付けにも最適で、煮物や野菜炒めに入れてもおいしくなります。 Y