私は大学で中国語を勉強していたのですが、その際に
同じ漢字なのに日本とは全く意味の違う中国語をいくつか勉強しました。
今回は、そのうち個人的に面白いと思ったものを抜粋してご紹介します。
1、“爱人”
例えば「你有没有爱人?(“爱人”はいますか?)」と聞かれれば、
思わず全否定したくなりますが、“爱人”とはそのまま「愛する人」の意味で、
結婚したパートナーや恋人の事を指します。
2、“鬼”
日本人は角の生えた赤や青の強い鬼を想像すると思いますが、中国では
幽霊を意味します。日本で、亡くなった人の事を「鬼籍に入る」と言うのは
中国での“鬼”に由来しているそうです。
3、“手纸”
日本ではとても優しい気持ちになれる手紙ですが、中国での“手纸”は
まさかのトイレットペーパー。「下次我会赠送手纸!(今度“手纸”贈るね!)」
なんて言ってしまうと、相手はきっと「???」となってしまいます。
漢字が読めるからと、日本人なら一見意味が理解できそうな中国語ですが、
油断していると、時にはこのような罠もあるのでご注意を…。
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